スタッフコラム

インターネットで販売・配布されている画像素材を利用するときの注意点まとめ

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デザインの仕事をする上で切っても切り離せないのが著作権や肖像権の問題。
インターネット上で販売・配布されている画像やイラストの素材を使うときには、まず利用規約の確認からはじまります。そこで今回は、それらの素材を使う前に確認しておくべきことについてまとめてみたので、この春から社会人になった方、改めて確認しておきたい方、一度目を通してみてください!

有料素材

ロイヤリティフリー(RF)とライツマネージド(RM)

ロイヤリティフリーの場合、一度購入すれば、繰り返し制限なく利用することができます。ただし何に使ってもOK、というわけではなく、使用を許可されている範囲をきちんと把握して利用する必要があります。
ライツマネージドの場合、使用媒体や使用期間の制限があり、その素材の使用履歴が管理されています。そのため、他の企業での使用履歴を確認できたり、独占利用できる場合があるので、その素材を自社だけで使いたい場合などは便利です。

無料素材

個人利用と商用利用

営利目的である、仕事で利用する場合には、必ず商用利用が可能であることを確認しましょう。
個人利用とは、営利目的ではない、私的利用ということです。趣味で作ったものなど、個人的な制作物に利用した場合でも、不安な場合は配布元に確認しましょう。

クレジット表記

素材と一緒に、配布元の記載が必要な場合があります。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)とは、

インターネット時代のための新しい著作権ルールで、作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をするためのツール

のこと。つまり、

CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。

ということなのです。

出典:クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは | クリエイティブ・コモンズ・ジャパン

このライセンスにおける作品の利用条件には下記4種類があります。

  • 表示:作品のクレジットを表示すること
  • 非営利:営利目的での利用をしないこと
  • 改変禁止:元の作品を改変しないこと
  • 継承:元の作品と同じ組み合わせのCCライセンスで公開すること

これらの条件を組み合わせてできるCCライセンスは計6種類あるのですが、全てにおいて『表示』については含まれるため、クレジット表記は最低限必要となります。

※ただし、CC0(クリエイティブ・コモンズ ゼロ)という、著作権放棄を表すツールもあり、この場合は、クレジット表記は不要です。(詳しくはこちら:CC0 1.0 全世界 | クリエイティブ・コモンズ・リーガル・コード

それぞれの項目にはマークがあったり、その他にも詳しくはクリエイティブ・コモンズ・ジャパンのサイトにわかりやすく書いてあるので、CCライセンスに遭遇したときにはチェックしてみてください!

有料/無料共通

エディトリアル使用のみの場合

エディトリアル使用のみとは、

ライフスタイル、カルチャー、世界中の問題やテーマ、スポーツやイベント、エンターテイメントなどが撮影された素材で、公共の利益等の目的でしか使用できない

出典:エディトリアルコンテンツの使用目的|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

ということです。商用利用はできないので、注意しましょう!

印刷・テンプレートの制限

複製可能なものは、無制限に使用できるわけではなく、数量や部数によって価格が異なる場合があります。

モデルリリース

モデルリリースとは、「肖像権使用許諾書」のことです。
つまり、

モデルリリースが「取得されています」となっているコンテンツについては、被写体となったモデル(またはその親権者)とコンテンツの著作者(作家)との間で、書面によるストックフォトでの肖像権使用の同意がなされているということを示しています。

出典:写真を安全に使うための10の方法|アマナイメージズ

ばっちり顔が写っているのにモデルリリース取得済みになっていない人物写真の場合は注意が必要ですね。個人が特定されないように、ぼかしたりトリミングしたり、使い方を工夫したら使用可能な場合もあります。

プロパティリリース

プロパティリリースとは、

写真の被写体となる建築物、商品、企業ロゴなどの所有者が、カメラマンおよびストックフォトエージェンシーへ提出する知的所有権(知的財産権)使用同意書のこと

出典:よくある質問|アマナイメージズ

です。ざっくり言うと、有名な建物、ランドマーク、商品などがメインの被写体となっている場合の「所有者からの画像素材としての販売許可」ですね。特に京都にいると寺社仏閣の写真に遭遇することもよくありますが、こちらも注意が必要です。
該当する場合でプロパティリリースが取得済みになっていないけど使いたいというときには、使用者から被写体の所有者へ確認が必要になります。

下記ページはAdobeStockのプロパティリリース要件について書かれていますが、どのようなものが対象になり得るのかわかりやすいです。

Adobe Stock のプロパティのリリースと保護のガイドライン:
https://helpx.adobe.com/jp/stock/contributor/legal/property-release.html

その他

そのものが商品の価値になり得るような使い方(販売されるハガキやTシャツの柄として使われているなど)は禁止、ロゴとしての利用は禁止、改変禁止、などもあります。素材販売・配布サイト(サービス)ごとに利用規約は違うので、それぞれに書かれていることを必ず確認しましょう。

まとめ

ややこしいことも多いですが、一つ一つ確認しながら、正しく利用していきましょう!何はともあれ、利用規約をきちんと確認することが一番ですね。

このあたりの話を詳しく知りたい方は、

も参考になりますので、確認してみてください!

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この記事を書いた人

米田

デザイナー。 新卒で入社し、はや◯年です。 いろんなものを見るのが好きです。 たくさんの人に愛されるブログに育てていきたいと思います!