前回は「変数」について説明しましたが、今回は制御構造if文について説明していきます。

制御構造はある処理を条件で分岐したり、繰り返しを行なったりします。

if文は条件分岐の1つです。

ifは直訳すると「もし」ですね。皆さんも中学生のころ習ったと思います。
phpでも意味はほとんどそのままです。

それでは実際にif文がどのようなものか見ていきましょう。

if文のルール

if(条件){
条件が真のときの処理
}

上記のルールをもとに実際にプログラムを書いてみると・・・

$a = 1;
$b = 1;
if($a == $b){
echo "aとbは同じ値です";
}

上のプログラムを説明すると「もし$aと$bが同じなら”aとbは同じ値です”という文字を出力」となります。
ですのでこの場合だとディスプレイにaとbは同じ値ですと表示されます。

if文は「もし~だったら(処理)」ですがelseをつかうことで
「そうでなければ(処理2)」と条件が真でなかった場合の処理を続けて書くことができます。

$a = 1;
$b = 2;
if($a == $b){
echo "aとbは同じ値です";
}else{
echo "aとbは違う値です";
}

今回の場合だと$aと$bの値は「1」と「2」と違う値なのでディスプレイには「aとbは違う値です」と表示されます。

さらにelseifというものを使い「もし~だったら(処理1)もし~だったら(処理2)そうでなければ(処理3)」と
条件をいくつも続けて書くことができます。

$a = 3;
if($a == 1){
echo "aは1です";
}elseif($a == 2){
echo "aは2です";
}else{
echo "aは1でも2でもありません;
}

今回の場合はディスプレイに「aは1でも2でもありません」と表示されます。

elseifは最初の条件にあてはまった処理が実行され、それ以降の処理は実行されません。

$a = 3;
if($a == 3){
echo "aは3です";
}elseif($a > 2){
echo "aは2以上です";
}

この場合$aは3なので「$a > 2」にもあてはまりますがその前の「$a == 3」の条件にあてはまっているので「aは3です」が表示されます。

さて、if文について理解できましたでしょうか?

変数部分に現在の日付や時間を入れることができれば何か利用できそうですね・・・?

次回はif文と関数を使って実際にサイトで使われているプログラムを紹介していこうと思います!

お問い合わせ