Web制作

僕が嫁のために始めたホームページの作り方

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こんにちは。ディレクターの高木です。

私はホームページを作るのが結構好きだったりします。
好きになったきっかけがあってですね、それは今でも私のベースになっているところがあります。

ホームページ作成が好きになったきっかけは、嫁。

そのきっかけとなった話しの主役は嫁なんですが、ちょっと前段として話しをすると、嫁は高校生の頃に身体こわして入院してたみたいなんですね。
体重が30kgきるかきらないかぐらいまでになっちゃって。結局1年ぐらい入院したみたいなんですが、精神的にもだいぶまいってたようです。

そこであるハーブエステに出会うんですが、治療の一環で週に3回ぐらい通ってたら身体がもとにもどったんですって。
ハーブの効果効能だけだとは思ってないんですが、「絶対プラシーボだろ」ってそれは今でも思ってます。(笑)

でも彼女にとってはそれが一つの成功体験になっていて、大人になって今度は「自分と同じ悩みを抱えた人を助けたい」っていう意識になって。
個人事業主になって自分で始めちゃったんですね。

クライアントである嫁は赤字だった。

ただ計画性が全然なくいきなり始めたもんだから段々怪しくなってきてですね。何するにしても全部「先行投資」になっちゃってて、いきなりマンションの一室をサロンとして借りたりして。
だってエステよりチラシ配ってる時間の方が長いんですよ、「いやいやおかしいでしょ」ってなるじゃないですか。
結局1年ぐらい経った頃にはまぁ結構な赤字だったんですね。
ただ本人はあんまり気にしてない様子で。
そりゃそうですよね、全部”先行投資”なので。(笑)

ちょっとお金まわりのこと聞いてみたんですけど全然答えられないんですよ。「エステ1回って原価いくら?」とか「チラシ代6万てどんだけ来てんの」とか。そもそも売り上げどんだけあるんだと、経費でいくら出てんのかと。

いやちょっとマズいぞってなって。
いきなりそんな話しするもんだから嫁も不安な顔しだして。
やめたほうがいいんじゃないかぐらい思ってたと思います。

で、見直そうと。
引っ越して自宅とサロンを一緒にしたり、原価と売値を決めてサービス自体も見直して、チラシも経費の削減対象の一つにしました。
チラシは削ると集客力が下がる可能性があるんですが、ただそもそも一人でチラシ配りながらエステもするって限界あるじゃないですか。
じゃあホームページ作ろうと。

手を動かす前に、まずは考えること。

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そうは言ってもやみくもに作ったところで上手くいかないので、まずは考えるところから始めました。
作る目的とか理由とか、誰に向けて作って、その誰かはどんな悩み持っててどう伝えれば来てくれるか、そもそも需要あんのかって。

「ハーブエステサロン」としての目的をまずは”赤字ゼロ”にして、ホームページの役割を”認知と集客”にしようってなりました。
そこから今度は予算作って、必要集客数割り出して、チラシからの集客見込みと分けて、ホームページの集客数決めて、必要な目標PVも立てて、いろんなことを逆算しながら定量的に可視化して。

ユーザにフォーカスするとコンテンツの具体性が増す。

でもそれだけだとなんかね、夢がないというか。
やっぱり誰かの助けになって喜ばれるって嬉しいですよね。そこは理屈抜きに単純に嬉しい。

で、「これ誰のためのホームページなんだ」と思ってですね、イメージできないので人物像作るんですよ。
いわゆるペルソナなんですが、そんな大層なものじゃなくて。
でも相手が見えるといろいろ判断に困らなくなるじゃないですか、「ペルソナさんは私の食べてるランチには興味ないだろ」みたいな。
ただここはあくまで想像でしかない。

「実際サロン周辺にペルソナさんみたいな人ってどれくらいいるんだっけ?」ていう疑問が出てきて、ほんとにいるのか確かめに散歩しまくりましたよ。市役所のホームページ見ると地域別で人口とセグメントも出てました。この辺りからかなり具体的にイメージできるようになってきました。
「周辺地域には30代の女性が多くて5歳未満の子供も結構多いな、お母さんがエステ受けてる間に子供が遊べるスペース作った方が来やすいかもね」みたいなアイデアも少しずつ出てくるようになって。チラシの配り方にも影響がありましたよね。

情報に対するニーズはある?

で、今度はインターネット上の需要を調べはじめます。
インターネットで検索するっていう行為の裏側には必ず欲求があってですね。欲求なく検索するってありえないんですよ。
どんなに小さな欲求でたとえそれが本人にすら気付かないものでも、気まぐれかどうかは別にして必ず知りたい”何か”があるはずで。
「検索する=ニーズ」なんですね、これは過去の上司に教えてもらった言葉でかなりささりましたね。確かにそうだなって。

ペルソナ作った時に一つのキーワードとして「体質改善」があったので、Googleのキーワードプランナー使って周辺キーワード含めてどんなニーズがあるのか確認したりもしました。
ハーブエステが解決できそうな悩みを他にも探して、今度は「ダイエット」ってキーワード調べたらですね、めちゃくちゃ検索ボリューム高いんですよ。ただこれはあくまでニーズが存在しているかをチェックしてるので、SEO的にどうなのかとかっていうのはまだ考えてない。

薬事法でも「痩せる」とか「体質が改善する」って言い切っちゃだめですからね、その辺も頭にいれながら掲載する文章作って。
文章作ったらコンテンツもある程度見えてきますよね。まだ全然カタチになっていないのに、ワイヤーフレームすら作ってないですよ。

目的と意図が需要を満たすか。

でも順番として間違っていないと思うんですよね。
何伝えたいんだとか、伝えたいことと需要がちゃんとマッチしてるのかとか、目的と意図と需要があって始めてカタチにするべきだと思うんです。

設計してデザイン起こしてコーディングして、実際に出来上がって。
インターネット上のニーズを調べながらブログ作ってページを量産していくと、ぽっと1ページの検索順位が上がって徐々にPVが増えていったんですよね。これは嬉しかった。少しは需要に応えられたかなって。

でも目的はここじゃないでしょと。
嫁の想いは「自分と同じ悩みを抱えた人を助けたい」ですから。

認知と集客を目的としたホームページがその役割を担いつつある中で、ある日電話がなったんです。予約したいっていう電話が。めちゃくちゃ喜びました、2人で。でもこれもまだ本来の目的じゃない。

そこから少しずつ電話がなるようになって。いつの間にか赤字も解消されるぐらいになってですね。

クライアントの想いと世間のニーズをマッチングさせることがホームページ作成の楽しさでもある。

そんな中で精神的に病んでいて外にあまり出たがらない人からエステを受けたいと一本電話が入ったんです。
おかしいでしょ?外に出たくない人が予約したいって。
ほんとは出たいんですよね、でも自分の中の人には言えないコンプレックスが邪魔をしているわけです。でも「今の自分を変えたい」って言ってて。
インターネットなら、ホームページなら行動できちゃう場合があると思うんです。

その人通ってくれたんです。で、「ここには来たいと思う」って。
これはほんとに嬉しかった。

嫁の想いが形になって、その人の生活が少し豊かになったと思えた瞬間でしたよね。クライアントである嫁の想いが世間のニーズを満たしたというか。

ホームページ作成って結構良い仕事だなって思いましたよ。

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この記事を書いた人

高木